ご挨拶

Schatzi

2024.05

ご挨拶

この度、コンセプトを変更し、リニューアル
させていただきました。
リニューアルオープンは7月半ばとなります。
そこまでは本の役者と共に立ち上げて
行こうと思っております。

皆と楽しく、そして
まるでアトラクションのようなわくわくのある
お店を目指していくことは変わらず、
今後とも【楽しい】をご提供させていただきます。

当店の役者たちはコールに熱を入れております。
そちらも合わせてお楽しみください

2024.05

はじまりのほん

そこは…深い深い森の中。
いつの間にか迷い込んでしまった貴方。
周りを見ても漆黒の闇。
まるで木が嘲笑うかのように揺れ、笑う。

「…いつの間にか迷ってしまうなんてね」

ぽつりと呟いた言葉すらも帰ってくることなく
風に流された。

どこに行く訳でもない。
ただ歩いていれば目の前には怪しげな洋館が見えてくる。

「……迷ってなんかいられない。はやく、早くリムサに帰らないと」

冒険者は忙しい。途中になったクエストだってあるのだから。
勇気を振り絞って、洋館の前へと足を運ぶ。
誘うかのようにその門はぎり…と音を立てながら開いた。

【ようこそ、森の洋館へ】

すこし埃っぽい臭いが鼻につくが
目の前にいる男と女へと目線を向けた。
まるで執事のような服装をしているが…。

「あの…、ここはどこなのでしょうか」

ちいさな振り絞った声で、言葉を紡ぐ。

【迷子になってしまったのですか?ここは森の洋館 Felicimena … という名巣窟です、ふふ】

巣窟、なんの巣窟…だなんて
聞けなかった。だって……

【…朝になるまで、貴方の世界への扉は開きません。どうぞ、ここにいる住民と楽しい一夜のお戯れを。】

「…開かない?帰れない…?」

【ここは、童話の世界で”悪役”とされる者の屋敷なのです。自分の出番はまだか…とまつ方たちのね。思いませんか?ヴィランズは普段どこにいるのか、と…。
ええ、この洋館こそがヴィランズの待つ場所なのです。
ふふ……、場所…否、本の中、ですけれどね。
ほら、貴方をお待ちですよ。
貴方は今宵、どのヴィランズをパートナーとしますか?】

過去コンセプト

思い出に搭載中

シャツィ〜?
え、これは何の言葉かって?
この船、Felicena号の挨拶さ
ほら君も
シャツィー!


……ということで。
改めて〜、知っている方は知っている
(かもしれない)
オーナー(キャプテン)
トトと申します。
アトラクションのようにわくわくがあるお店を
他にはないようなお店を
というコンセプトからモチーフ海賊である
Felicimena(フェルシメーナ)
を立ち上げさせていただきました。

人生迷子の連続である
と俺は思っています。そんな時に
貴方を迷子から救える
暖かい船(店)になれたら良いなと
考えています。

もちろん、他愛ない話をしてもよし
相談してもよし
海賊共とお酒を飲んでもよし
貴方が楽しいと思うものを海賊としてほしい。

未経験スタートの子
復帰する子
元店舗の仲間達

今回色んな子が船には乗っています。
貴方のお気に入りができたその時は
また船にご乗船ください。
あなたが呼べば俺は何処にだって
船を向けましょう。

貴方の目的地にたどり着くまで
ぜひ、海賊共と楽しいお時間を。

はじまりのほん

よりお楽しみいただくために

俺らは海賊、Felicimena

気まぐれに行きたいところにいき
自由に生きる海賊
でも、決して“愛“を忘れやしない。

だから、君が俺たちを呼んでくれたら 
俺たちは君の元まで舵を取る。


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「はぁ…、迷子になっちまった。
旅人やっていたら迷うのも当たり前だけど…
ここどこだよ!」

旅をしていたら迷子になってしまった貴方。
右を見ても…左を見ても…
行くべき道がわからない。
ましてや、人っ子一人いなくて道を聞くことも
叶わない。

「あー、詰んだっ」

『俺らを呼んだのは…君?』

いきなり目の前に現れたのは一隻の船。
とはいっても、少し古めかしくて
綺麗、とまでは言いきれない。
……所謂、海賊船というやつだ。

「いやいや、呼んでないって!俺はただ迷子になって…」

『ほうほう、それなら呼んでいるじゃないか!
この世界での迷子であっても
心の迷子であっても
俺たちは君を導くからね。
君の心が勝手に俺たちを呼んだのさ』

道に迷った迷子なのかもしれない。
それならば船で目的地まで送りましょう。
心が悩んでいる迷子なのかもしれない
それならば話を聞いて“光“に導きましょう。

『ほら、乗った乗った。そんで、キミの目的地を
教えておくれよ。そこにたどり着くまで
ウチの海賊共が話、付き合うからな。』

怪しいけれど、ここにいても仕方がない
と勇気を振り絞って海賊船に乗り込む貴方。

『おっと、気になる子がいる?それなら、そいつを
呼んでやろう。まぁ、短い船旅を楽しんでくれ。』

『この船では“シャツィー“が挨拶だぜ?
覚えておきな。野郎どもっ出航だー!』

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シャツィー
“宝石“

俺らにとって旅人様は、宝石。
だから、シャツィーを挨拶にしたのさ。
短い旅であっても
きらきら輝く宝石を忘れることがないように。
そしてまた、
宝石が俺らに会いたいと呼んでくれるように。
迷子じゃなくても、
君が俺らを必要としたその時は
また、君に向かって舵を取ろう。


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